アマゾンギフト券の買取業者が表記する「買取率」の実態に迫る!

買取率の真実

先日、近所のたこ焼き屋に行列ができていました。

どこにでもあるチェーン店のたこ焼き屋なのになんで行列ができているのかと思いよく見てみると、1パック100円引きのセールをしていたため普段はない混み具合となっていたのです。

確かに普段はなんとも思わないお店でも今だけ100円安かったら買わなければ損をするような気がするのではないでしょうか?

そのため多少の時間を費やしても100円安いたこ焼きが売れるのです。

ではアマゾンギフト券の場合はどうでしょう。

どこの買取業者のホームページにも買取率というパーセンテージが表示されています。

一律85%のところもあれば初回のみ90%という業者もあり各買取業者によって内容は異なっていることがわまります。

たこやきを100円安くのと同じで多くの方が「アマゾンギフト券を少しでも高く買い取ってもらいたい」と思っているのではないでしょうか?

そのためにアマゾンギフト券の買取業者はホームページに記載されている買取率で比較するのが定番となっていますが、この表記されている買取率の実態について調査していきます。

スポンサーリンク

表記されている買取率だけが真実とは限らない

虚偽の買取率の表記

初めてアマゾンギフト券の買取をされる方にとって買取業者の判断基準は比較しやすいパーセンテージで表記されている買取率なのではないでしょうか。

85%のところよりも88%の業者の方が良く見え、90%ならさらに魅力的に感じることは間違いありません。

ある買取業者に至っては「業界最高96%での高価買取」と謳っています。

そうなりますと多くの利用者は85%の買取率を表記する買取業者に申し込みをすることなく、90%以上の割合を表記するところを選ぶことになるでしょう。

これはあくまでも初めてアマゾンギフト券の買取を利用する方の特徴です。

なぜなら初めて買取業者を比較する際にはどこのサイトも同じように感じられ、違いというのは買取率のパーセンテージでしかないためより高い数字を表記するところを求めてしまいます。

しかしながらこの比較方法というのは実は危険が潜んでいるのです。

買取率の表記方法というのはいくつかあり

  • 全てのアマゾンギフト券の買取率が一律
  • ギフト券のタイプによって買取率が異なる
  • 買取のプランや金額によってレートが異なる
  • 最大値の表記しかなく日によってレートが変動する

というように各業者によってそれぞれの表記方法となっています。

そして多くの買取業者は最大値のレートをトップページに大きく表記しているのです。

そのため実際に利用する際に「最大値の買取率だと思っていたがそれよりも低い金額しか振り込まれなかった」というトラブルが起きています。

アマゾンギフト券買取業者の買取率の実態

買取率の実態

多くの利用者が業者を比較する際に参考とする買取率ですが、これにはあるカラクリがあるのです。

ではこの表記されている買取率についてタイプ別に分類していきたいと思います。

90%未満の割合を表記している業者

amatta

多くのアマゾンギフト券買取業者では魅力的な92%以上の買取率を表記していますがそれらと比較すると90%未満の割合は低いように感じられるのではないでしょうか。

そのためアマゾンギフト券の額面の85%が買取代金となる業者に満足できない方も少なくありませんが、実際にはそれが妥当な割合なのです。

10万円分のアマゾンギフト券の買取価格が85,000円

これが現実の相場であり決して低い数字ではありません。

なかには87%で換金できるところもあり、新規申し込みに限り90%という業者もあります。

しかし基本的には90%未満となりこの水準が買取業者で換金される相場なのです。

そしてそれを明確に表記しているだけのことであり事実に基づいた買取率の表記といえるでしょう。

そうなりますとそれ以上の割合を表記している業者はどういうことなのでしょうか?

92%以上のレートを表記している業者

満ゾク

「最大換金率95%」や「業界最高96%で即日買取」というような文言をアマゾンギフト券の関連サイトではよく見かけることがあります。

先ほどの90%未満の割合と比較するととても魅力的に感じられるのではないでしょうか。

よく大黒屋などの金券ショップではJCB商品券を95%で換金できることもあり、それと同じような水準となります。

amazonギフト券買取を大黒屋に依頼

amazonギフト券買取を大黒屋に依頼したら断られてしまった

2016.05.12

アマゾンギフト券とJCB商品券は違いますが本当に95%という高いパーセンテージで換金することできるのでしょうか?

実際にこういった高い割合を表記するいくつかの業者に金額について問い合わせたところその答えが返ってきました。

    1. ○○ギフト

当店では最大95%の買取率に間違いございません。しかしながらただいま売買市場の相場が大変下落している状況のため最大値の買取は困難な状態です。本日のレートは82%となりますがよろしければお手続きお願い致します。

    1. 満○○

他の業者では表記されているパーセンテージから別途手数料が差し引かれますが当店では手数料を一切いただいておりません。しかしお買い取りの際には内税として一律8%がお客様のご負担となります。

    1. 買取○○

当店の最大96%の換金率は100万円以上のお買い取りを希望されるお客様を対象としています。そのため5万円の金額のお買い取りの場合、83%の41,500円となりますがよろしいでしょうか?

このように実際には高いレートでは換金することはできず表記とは異なる低い金額でしか換金することができません。

これは高い買取率というのは新規顧客獲得のための策であり虚偽の広告といっても過言ではありません。

なぜなら利用者はサイトに記載されているパーセンテージを比較し業者を選定します。

ここに高い数字を当て込めば当然、申し込みは多く入るのです。

しかしその実態は正規の数字を表記する業者よりも低い割合となるため、悪意のある買取業者といえるでしょう。

97%を超える買取率を謳う買取業者

ギフトスター東京

そして最後に100%に程近い97%を超える脅威のパーセンテージを謳う業者の存在です。

10万円分のギフト券を97%で換金できれば97,000円を手にすることができます。

これまでの業者から見ると明らかに高い割合であり、その信憑性を疑われるのではないでしょうか?

しかし初心者の方にはこれ以上ない驚くべき数字なのです。

ではこの脅威の買取率の実態というのは一体どのような内容なのでしょうか?

最近ではこのような業者は減少しましたが、少し前まではリスティング広告に数多く掲載されていました。

実は異様ともいえる買取率を表記する業者は利用者を欺く詐欺業者なのです。

詐欺まがいなアマゾンギフト券買取り業者に要注意!

詐欺まがいなアマゾンギフト券買取り業者に要注意!悪質な手口はこうだ!

2016.05.22

このような業者では申し込みをする際に必ず利用規約に同意しなければなりません。

利用規約内に記載されている文面にはある条件があり

  • 最大買取率は保証されているものではありません。
  • 基本買取率は額面の20%となります。
  • 最大買取率は当店での5回目以降の利用に適用されます。

つまり基本的にはアマゾンギフト券の額面の20%での買取率となることが明記されており、5回目にならなければ最大買取率が適用されないのです。

多くの利用者は利用規約に目を通すことなく申し込みを行います。

その結果、買取を依頼したギフト券の20%しか振り込まれることなく取引は終了してしまうのです。

もちろん送ってしまったギフト券を取り戻すことはできません。

絶対にこのような高すぎる買取率を表記する詐欺業者には注意しましょう。

高い買取率に惑わされない業者の選定方法

買取率で業者の選定

人間には「欲望」があり、より自分が優位になる方に惹かれてしまいがちです。

たこやきが100円安く買えれば100円得したことになります。

それと同じで10,000円分のギフト券を8,300円で換金するよりも9,000円で買い取ってもらいたいと考える方がほとんどなのではないでしょうか。

そのため高い数字を表記する買取業者を選んでしまいがちです。

しかし現在のアマゾンギフト券売買業界では実際にはありえない虚偽の買取率を表記する業者が数多く存在しています。

では高い割合で換金するためにはどのように業者を選定すればよいのでしょうか?

アマゾンギフト券には実際に売買する取引市場が実在しており、相場価格があるのです。

買取業者は顧客から買い取ったギフト券をそこで転売しているため、市場の相場価格よりも高く買い取ることは絶対にありません。

そして利益を得るために相場価格から数%差し引いた金額での買取となるのです。

この市場相場価格の低い時期では90%程度の場合もあり、当然ながら90%以上での換金は不可能ということになります。

そうなりますと最初から真実の買取率を表記している業者がBESTなのではないでしょうか。

高い買取率を謳う業者でも結局は低い割合となってしまいます。

もちろんその割合は業者のさじ加減なのでしょう。

それなのであれば最初から実際に利用可能な数字を提示している業者であれば間違いありません。

これが高い換金率でアマゾンギフト券を現金化できる最善の選択方法といえるでしょう。