アマゾンギフト券売買の起源となる「RMT」での仮想通貨の現金化

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アマゾンギフト券はデパートの商品券と同じように相手に贈ることが目的となるプレゼントするための金券類ですが、もちろん自分で使用するために購入している方も少なくはありません。

そのため自分自身でギフト券を使用するためのチャージタイプのギフト券も登場し、チャージタイプは購入すれば直接アカウントにギフト番号が登録されることになります。

一般的なアマゾンギフト券の買取業者はアカウントにチャージされたギフト券の買取は行っておらず、そのほとんどがEメールタイプによって現金化されているのです。

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売買されているアマゾンギフト券は90%以上はEメールタイプであり、物体として存在しないデジタルギフトの現金化ということになります。

こういったデジタルギフトや電子マネーは現金のような価値のある金券類ではありますが、ほとんど金券ショップでは取り扱っていません。

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ではこのアマゾンギフト券の売買というのはどのような商売が起源となるのかを知っていますか?

このアマゾンギフト券やiTunesカードは運営する会社のサーバーで管理されている仮想通貨です。

このような目には見えないバーチャルマネーの売買を商売としているRMTというネットビジネスがアマゾンギフト券買取の起源とされています。

「RMT」と聞いてもピンとこない方も少なくありません。

アマゾンギフト券の先駆けともいえるRMT(リアルマネートレーディング)について解説していきます。

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リアルマネートレーディングというネットビジネスとは?

リアルマネートレーディング

ごく一般的な生活を送っている方がリアルマネートレーディングというサービスを利用することはないでしょう。

大半の方はRMTという言葉を耳にしたことはあるが、実際に利用したりどんなものか見たことはないという方がほとんどだと思います。

なぜならこのRMTというのはオンラインゲームのコアなユーザーによる利用が一般的であり、それ以外の方にはまず関心のないビジネスだからです。

ではこのリアルマネートレーディングとはどのようなビジネスなのかといいますと、オンラインゲーム内で使用するアイテムや通貨を現金売買する商売となります。

世間一般的に知られている家庭用のゲーム機やゲームセンターにあるアーケードゲームはゲーム自体を純粋に楽しむものですが、オンラインゲームはネット回線を使用し多数の人と協力しゲームをすることができる特徴があり、アイテムの譲渡なども可能なのです。

そのためゲーム内で集めたアイテムや通貨をリアルマネートレードサイトで現金化することができ、時間をかけず効率的にゲームを進行したい方は現金購入することも可能という需要と供給から成り立っています。

最近ではこれまでのインターネットで利用するオンラインゲームだけではなくスマホのアプリで遊ぶゲームの市場に急激に活性化しています。

そのためスマホゲームのアカウントの売買もRMTで取引される商品のひとつとなっているのです。

RMTがアマゾンギフト券などの電子マネーを取り扱う理由

RMT

オンラインゲームのレアアイテムや通貨を現金購入できるRMTではスマホゲームのアカウントだけでなくいくつかの電子マネーも販売されているのをご存知でしょうか。

あるRMTで販売されている電子マネーの種類は

  • NEXONポイント
  • WebMoney
  • ハンコイン商品券
  • Bitcash
  • アマゾンギフト券

となります。

実は日本では電子マネーの先駆けとなるWebMoneyやBitcashはオンラインゲームで課金するために活用されていたのもです。

RMTではゲームのアイテムや通貨だけではなくゲームで使用する電子マネーの格安販売や高価買取も取り入れオンラインゲームユーザーから愛用されるサイトとなっています。

そもそもRMTで取り扱う商品というのはWEB上に存在するもので物質的な存在はありません

そのためサーバー型の電子マネーとなるアマゾンギフト券の買取・販売も可能であり多くのRMTサイトでアマゾンギフト券も取り扱われるようになりました。

RMTがアマゾンギフト券買取りのパイオニア

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現在ではアマゾンギフト券の買取専門サイトは多数存在しますが、これはここ数年で急激に増加したものです。

つまりそれ以前にはアマゾンギフト券を換金するサイトはありませんでした。

そのため今のアマゾンギフト券買取サイトはRMTが起源となっているのです。

アマゾンギフト券買取サイトのなかにもRMTが運営しているところも少なからずあります。

通常の買取サイトではEメールタイプの買取を専門としていますが、RMTの買取サイトでアカウントの登録済みのギフト券の買取も可能という特徴があるのです。

しかしながら買取率に関しては75%程度となるため決して高い数字とはいえないでしょう。

そのためRMTでアマゾンギフト券の現金化をする方はほとんどなく、買取専門サイトで換金している方が多いのが現状です。

RMTはオンラインゲームのアイテムや通貨を現金売買したいという需要から成り立っているサービスですが、実はほとんどのゲーム運営会社はアイテムや通貨の現金売買を利用規約で禁止しています。

つまりクレジットカード現金化やアマゾンギフト券買取りと同じように正規には認められることのないニッチな商売なのです。

しかしながらRMTは現金化やアマゾンギフト券買取同様、ゲーム業界を活性化させるサービスということは間違いありません。

そのため認められてはいませんが、何年もなくなることなく続いていく有効なネットビジネスといえるでしょう。